マルキュー食品
こだわり
uncompromising pursuit

原卵

衛生管理を徹底した自社工場で、船上で採卵し鮮度を守った原卵の漬込みから最終商品まで一貫して製造しています。

弊社商品である辛子明太子・たらこは、スケトウダラの卵巣を使用しております。
アメリカ(アラスカ)で漁獲したスケトウダラを船上で採卵・冷凍保管することで鮮度を保った原卵となります。さらにその原卵を熟成度や色味を自社基準で選別することで品質の良い商品を製造しています。また、持続可能な漁獲を可能とするMSC認証を受けたアラスカ産のスケトウダラの卵巣のみをCoC認証の管理下で使用することで環境に良い原料となります。

MSC認証とは

MSCとは「Marine Stewardship Council」の頭文字を取った海洋管理協議会という国際的な組織です。MSC認証とは、世界の水産資源を守るための持続可能な漁業に対する認証制度で、通称「海のエコラベル」と呼ばれています。

CoC認証とは

CoC認証とはMSCが管理運営する、加工流通過程の管理(Chain of Custody)に対する認証のことです。商品の製造・加工・流通の全ての過程において、認証水産物が適切に管理され、非認証原料の混入やラベルの偽装がないことを認証するものです。

自社工場

素材の粒、色、味、そのまま生かす製法で高い品質と鮮度を保ちます。

弊社が使用する原卵は、贈答用明太子などに用いられる最高品質の原料で、マルキュー食品はこの原料ですべての商品を生産しています。
質の高い原料と、鮮度を保つ温度管理、味付けの配合がおいしさの秘訣のマルキュー食品の明太子は、隠し味に柚子胡椒を加えた調味液にじっくり漬込むことで、辛さに深みがあり、旨みと粒感が際立っています。 また「お徳用辛子明太子」は工場直売にもご対応可能な商品です。

マルキュー食品の
辛子明太子が出来るまで

step1:解凍

原卵を解凍します。鮮度、うま味を逃がさないように十分な時間をかけて解凍します。

step2:一次漬込み

塩漬込み作業です。塩分の加減が食べる時の味と食感に直結する作業です。

step3:二次漬込み

3~5日間、冷蔵庫で調味漬込みを行います。

step4:計量作業

卵色、卵質を確認しながら粒子感を判断して計量します。

step5:包装作業

重量チェックとX線チェック、金属探知機チェック作業も行い、箱詰めします。

品質管理

CoC認証を取得。全て自社工場で製造。徹底した衛生管理。持続可能な環境に貢献。

人材教育
当社は、「人の力」が最も大事であると考える工場です。各作業員の衛生・品質管理に対する意識を高めるための教育を日常的に実施しています。高い意識を持つ「人の力」がバラつきのある自然の産物を良質で、安全、かつ、おいしい商品にすることを重要視している工場です。経験の豊富な「熟練の技」をもつ作業員が最高の商品を作り上げます。
衛生管理
弊社は、安心・安全な商品をお届けするために、徹底した衛生管理を行っております。
品質衛生管理に関する理解度を深める社員教育や、清掃手順等を細かく決めることにより常に衛生的な環境づくりを実施しています。
また、全商品の菌検査や検品を行うことで、安全性を確認しています。 2019年11月に食品安全に関する国際規格FSSC22000認証を取得しました。 今後も更なる衛生管理システムを構築し、継続的改善に努めてまいります。
FSSC22000とは
「Food Safety System Certification」の頭文字を取った食品安全システム認証の国際規格です。
消費者へ安全な食品を提供することを目的とした食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO 22000をベースにし、追加要求事項を取り入れた、より厳格な衛生基準を持った食品安全マネジメントシステムです。
HACCPとは
「Hazard Analysis Critical Control Point」の略で、日本語に訳すと「危害分析重要管理点」といいます。
食品安全を守るための仕組みであり、製造工程ごとに健康危害が起こるおそれのある工程を分析します。そして、その工程を管理することにより、健康危害発生を防ぐシステムです。
ISO22000とは
「食品安全マネジメントシステム」といって、消費者に安全な食品を提供することを目的として作られた国際的な規格です。HACCPの食品衛生管理システムをもとに食品安全のリスクを低減することにより、安全な食品を製造・流通・販売します。
ISO/TS22002-1とは
ISO22000では、前提条件プログラムが規定されていますが、項目だけであり詳細に関しては、事業者が定めることとなっています。このISO/TS22002とは、分野ごとに適用される具体的な前提条件プログラムです。そして、その中で食品製造向けの前提条件プログラムがISO/TS22002-1となります。
追加要求事項とは
ISO22000の要求事項を補強するもの、現在の食品安全のニーズを抑えたもの、食品事故などがきっかけとなり追加されたものなどFSSC独自の追加要求事項です。アレルギーに関するラベル表示や食品偽装の予防などがあります。